「チャールズ・ウェスト」沼田一雅

2023.5 撮影
タイトルチャールズ・ウェスト
作者沼田一雅
設置場所東京都文京区 東京大学本郷キャンパス
製作年1910

チャールズ・ディキンソン・ウエストは1847年、アイルランド生まれ。父はダブリンのセント・パトリック大聖堂の司祭だった。ダブリン大学で機械工学を学び、卒業後ベルケンヘッド製鉄場に5年間勤務する。その後、造船、蒸気機関、鉄鋼工の経験を積む。

1882年に明治政府に招聘され、工部大学校(後の東京大学工学部)で教職につき、機械工学と造船学の教授を務める。蒸気機関の理論などを伝授し、日本の近代化に多大な貢献を果たした。ウエストは生涯独身を貫き、61歳で亡くなるまで、日本で教鞭を振るいつづけた。また、帝国海軍建築部の支援や、三菱重工、川崎重工、大阪鉄工所の顧問を務めた。

この胸像を製作した沼田一雅は1873年、福井県生まれの彫刻家・陶芸家。沼田の描いたウエスト像は、少し傾げた顔つきに知性が宿っている。写真が趣味で、現在も多くの写真が情報理工学図書館に保存されているという。メカと日本の風景をこよなく愛した男の面影。

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