「チェンバロ(クラヴサン)」久保田彰

2023.1 撮影
タイトルチェンバロ(クラヴサン)
作者久保田彰
設置場所東京都千代田区 神保町三井ビルディング

チェンバロ作家である久保田彰の手による美しい楽器。久保田は、1953年に東京・神田で生まれる。1970年ごろからチェンバロに興味を持ち、1975年には独力で自作の第1号を完成させる。その後、横須賀の須藤オルガンで修行、パイプオルガンの製作に参加し、ヨーロッパの製作事情も学ぶ。1981年に独立して、自分の工房でチェンバロ製作を続けている。

説明板橋は次の通り。

チェンバロ
(クラヴサン)

チェンバロはヨーロッパの宮廷や貴族のサロンコンサートの主役として300年以上に渡りバロック期音楽文化の中心的な役割を担いました。
弦を打って発音するピアノに対して、チェ
ンバロは細い弦をツメで弾いて独特で雅な音色を発音します。
ここ神保町三井ビルディングに展示されているチェンバロは、18世紀フランス様式の二段鍵盤チェンバロ(フランスでは「クラヴサン」と呼ばれます)で、最大音域は5オクターブを備えており、装飾はヴェルサイユ様式を制作者の久保田彰氏(1953年に神田で生まれ育った日本屈指のチェンバロ製作者)が再現したものです。
オフィスビルディングとしては日本で初めてのチェンバロ導入で、国際文化都市の象徴となっています。
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