タイトル | 魂 |
作者 | 速水史朗 |
設置場所 | 東京都府中市 郷土の森公園 |
製作年 | 1986 |
速水の「魂」だ。説明文を引用する。
府中市博物館は「情報の蔵」として、祖先の文化を現代から未来に伝えるためのもので、その蔵の守護神として、ここに石彫を置くことにしました。
そのひとつは<祖>と題されるもので悪霊を塞ぎとめ、災害を防ぐ招福の神としての道祖神でもあります。それは、甲州街道の重要な場である府中市の道中安全を願う神でもあります。
また、中庭にあたる部分には、<蔵>と題される彫刻を設置して、この情報の蔵の心臓部となし、武蔵国府の設置に由来する府中市の歴史と文化を守るものとなります。
そして、玄関右で<祖>に相対する場所には、<魂>と題する石を置き、<魂>と<蔵>を結ぶ線が対角線となって、この建物を家相学にいう富貴の方向に向かうようにと考えました。
この三つの石彫は、造園における石組みにもある五行石の三石組ともなるものです。
1986年 速水史朗
残念ながら「蔵」の写真は採集できていない。3作品あるのはわかっていたのだけれど、自分の持ち時間内で見つけきれなかった。次回、機会があれば改めて探したい。
府中には、1900年の歴史を持つ大國魂神社がある。「魂」は、それを連想させる神秘的なモニュメントだ。
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