
| タイトル | タクト |
| 作者 | 圓鍔勝三 |
| 設置場所 | 東京都調布市 四谷文化センター |
| 製作年 | 1997 |
調布市の四谷文化センターは、講堂や会議室などを備えた地域の交流施設。その門前に圓鍔勝三の「タクト」がある。振り上げたタクトを今まさに振り下ろそうとする瞬間。音楽が弾けだす直前の緊張感。渾身の一拍が今まさに響き始めようとしている。
圓鍔勝三は1905年(明治38年)に広島県で生まれた彫刻家。河内尋常高等小学校高等科を卒業後、1921年に彫刻家を目指して京都にのぼり、石割秀光に木彫を学ぶ。1926年に京都市立商工専修学校彫刻科・デッサン科に入学、同年、関西美術院に入所。1928年に日本美術学校彫刻科に入学。卒業後は澤田正廣に師事。その後は文展、日展などで入賞を重ね、日本を代表する彫刻家となった。もともとは木彫を得意とした作家だが、ブロンズの傑作も多い。
戦時中に川崎に住んでいた圓鍔勝三は、故郷広島に原爆が投下されたことに大きなショックを受ける。広島の平和記念公園には、圓鍔勝三のブロンズは5体設置されており、永遠の平和を祈っている。1950年に多摩美術短期大学教授、1953年に多摩美術学校教授。1960年に、それまでの圓鍔勝二から、圓鍔勝三に改名。このサイトでは、圓鍔勝三で統一している。
長男は、彫刻家の圓鍔元規。
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