タイトル | ジーンズ・夏 |
作者 | 佐藤忠良 |
設置場所 | 埼玉県春日部市 古利根公園橋 |
製作 | 1990 |
佐藤忠良らしいスタイリッシュな人物像。
(作者コメント)
若い娘達がジーンズ姿で歩くのを見るたびに硬い木綿と肉体とが織りなす皺の起伏が呼吸しているようにみえ、彫刻にしてみようと土を手にしたのが1970年の「ジーパン」という1メートルちょっとの作品であった。この小さな彫刻が展覧会で多少の評価があったようで、当時似たような作品が他の展覧会にもチラホラしたことがある。
以来、私はジーンズの女性を20体ほど彫刻にしてきている。
この他に私には帽子を被った作品もいくつかあるけれど、作品にこうした小道具めいたものをあしらうと、ときに風俗彫刻に陥ることがあるので、その辺のストレスの闘いが、そのたびごとに私の大きな課題になった。
この「ジーンズ・夏」は、そうした課題の中で制作したひとつで、1984年の制作である。
「かすかべ遊学」HPより引用
頭の後ろに麦わら帽子が… と思ったら、麦藁帽子をデザイン化した古利根公園橋公園の照明灯であった。
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