
タイトル | シンボルモニュメント |
作者 | 中島一雄(製作) 峯孝(監修) |
設置場所 | 東京都墨田区 たばこと塩の博物館 |
製作年 | 1978 |
説明板は下の通り。
シンボルモニュメント
このブロンズ像は、昭和53年(1978)、たばこと塩の博物館が渋谷・公園通りで開館した際に、シンボルモニュメントとして制作されたものです。
原型は、19世紀の初めごろ、スウェーデンのたばこ屋が、看板として使用していたものです。
制作者:中島一雄
監修者:峯孝
タバコはナス科の植物で、アルゼンチンとボリビアが接するあたりのアンデス山脈周辺が原産地。南米では、7世紀ごろからタバコを吸う風習が始まった。1472年にコロンブスがアメリカ大陸を発見して以降、タバコは世界に伝播していった。
日本にはポルトガルから伝わった。1601年、徳川家康がポルトガルの使節との会見の折、病に伏せていたことから、医薬品としてタバコが進呈された。これが日本で記録に残る最初のものであり、日本で初めてタバコを吸ったのは家廉ということになっている。
この作品のオリジナルはスウェーデンのタバコ屋にあったものだという。我ら日本人からするとタバコは欧米から伝わってきた印象だが、ヨーロッパの人にとってはタバコといえば南米なのだなあと、発見があった。
作品自体もエキゾチックで面白い。
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