「イランカラプテ像」藤戸竹喜

2022.7 撮影
タイトルウレシパモシリ北海道 イランカラプテ像
作者藤戸竹喜
設置場所札幌市北区 JR札幌駅西コンコース
製作年2002

私は、2021年7月〜9月に東京ステーションギャラリーで開催された「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」を見に行っている。まさに木彫り熊の迫力ある展示に圧倒されたが、その展覧会でも精密な人物像を見ることができた。

藤戸竹喜は1934年に北海道・美幌町に生まれる。父の指導のもと12歳から熊の木彫製作を始め、一貫して木彫りに取り組んだ。伝統的なアイヌの木彫の技を生かし、熊、狼、狐、シャチ、ラッコ、エビ・カニなどの北の大地の生物たち、そして精密で力強い人物像を描いた。

「ウレシパモシリ」は自然そのものという意味。また、「イランカラプテ」は「こんにちは」である。木彫り名人からの優しいご挨拶。ようこそ北海道。

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