「ゆりかもめ四態 風飄々而吹衣」志津雅美/三上浩

2023.3 撮影
タイトルゆりかもめ四態 風飄々而吹衣
作者志津雅美/三上浩
設置場所東京都品川区 しながわ区民公園ゆりかもめ橋親柱
製作年1987

陶淵明の「帰去来辞」の2句目が彫られている。

帰去来辞

孤雲出岫
風飄々而吹衣
飛鳥知還
稚子候門

「風飄々而吹衣」は、飄々とした風が吹き、衣がはためいている様子。彫刻の向かって右手前には堂々とした松が見える。ユリカモメを風が運んでいる。

志津雅美は1948年生まれの彫刻家。鹿児島県出身。父の逝去により武蔵野美術大学を中退。1981年に「株式会社造園美術」を設立し、公園の遊具などを手がける。その後、素朴で味のあるパブリックアートを多数生み出している。

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