「みちのく」高村光太郎

2022.7 撮影
タイトルみちのく
作者高村光太郎
設置場所大阪市中央区 御堂筋彫刻ストリート
製作年1953

素朴としか言いようがない味わい深い作品。十和田湖にある「乙女の像」と同じ作品で、彫刻のモデルは愛妻の智恵子。「智恵子抄」で知られている。高村は、湖に映った影にインスピレーションを得て、同じ人物を対面させる構図を得たという。そして、二人のあいだの空間にできる三角形が、無限の未来を象徴している。高村光太郎の深い愛情が伝わってくる。

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