「夢の水族館」脇田愛二郎

2023.4 撮影
タイトル夢の水族館
作者宮田亮平
設置場所東京都千代田区 増進会御茶ノ水町ビル
製作年2001

この建物は増進会御茶ノ水ビル。増進会とはZ会のこと。受験生にはなじみ深い通信添削講座だ。増進会御茶ノ水ビルは2001年の竣工なので、この宮田亮平のイルカ作品も2001年のものだろう。

宮田亮平は1945年6月生まれ。終戦の直前である。生家は佐渡の彫金師の家系で、祖父、父、兄2人、姉4人の全てが芸術の道を歩む。宮田亮平自身は、東京芸術大学の教授として彫金技術を極めた彫刻家。このイルカを彫った2001年は東京藝術大学の美術学部長に就任した年。2005年から東京藝術大学学長を2期10年務めたのち、2016年から文化庁長官に就任した。どこまでも荒波を駆け上る金のイルカは、何処を目指しているのだろう。受験生の皆さんも駆け上ってほしい。

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