「房総の三歌人碑 古泉千樫」

2023.4 撮影
タイトル房総の三歌人碑 小泉千樫
作者古泉千樫(歌)
設置場所千葉大学中央区 亥鼻公園

古泉千樫は1886年に千葉県の現・鴨川市の農家に生まれた歌人。小学校卒業と同時に母校の代用教員となる。1902年に田原村立竹平尋常小学校に奉職。

古泉は、13歳のときに雑誌「小国民」へ「観桜の記」を投書、17歳の時には「心の花」及び新聞「日本」に歌を投稿する。そして19歳の時に「馬酔木」「比牟呂」「鵜川」などに短歌75首を発表する。「馬酔木」に投稿した短歌は伊藤左千夫に激賞され、以後伊藤左千夫に師事する。1907年、22歳の時に初めて上京し伊藤左千夫と初対面。翌年、小学校を辞して東京に移住し、帝国水難救済会に就職。上京後は根岸短歌会のメンバーと親交を深め、特に齋藤茂吉とは終生友として付き合い、「アララギ」刊行はこの2人を中心に行われた。

1927年に肺結核と心臓衰弱により病歿。40歳10ヶ月の生涯だった。

ここにしてわが立ち見れば
 安房上総山うららかに
起き伏しにけり 古泉千樫
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