「船員教育発祥の地」(1875〜)

2023.4 撮影
タイトル船員教育発祥の地
作者不明
設置場所東京都中央区 永代橋西交差点
製作年1975
発祥年1875〜 (現・現東京商船大学)

碑文を記す。

船員教育発祥之地

内務卿大久保利通は、明治政府の自主的な海運政策を進めるにあたり、船員教育の急務を提唱し、三菱会社長岩崎彌太郎に命じて、明治8年11月この地に商船学校を開設させた。当初の教育は、その頃隅田川口であり、海上交通の要衝でもあった永代橋下流水域に、成妙丸を繋留して校舎とし全員を船内に起居をさせて行われたが、これが近代的船員教育の嚆矢となった。
爾来100年、ここに端を発した商船教育の成果は我が国近代化の礎となった海運の発
展に大きく貢献してきたが、その歴史的使命は幾変遷をへた今日、江東区越中島にあ
現東京商船大学に継承せられている。

昭売50年十一月
東京都中央区教育委員会

江戸の海運の起点となったこの隅田川の河口に船乗り養成のための学校もできたということ。

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