
タイトル | 人々の門 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都府中市 府中公園 |
銘板は次の通り。
人々の門
三本の柱が一本となって大空に向かうこのモニュメントは、三本木地区の人達が力を合わせて、街づくりを進める姿を象徴的に表現したものです。
なお、この作品には「日時計補正表」のプレートが貼り付けられている。日時計の役割も担っているモニュメントだ。どの部分が日時計の針か。聳える主柱と思いがちだがそうではない。この写真でいうと向かって左側の足の部分が針で、その針の下に生じる影を読む。上空から見るとわかりやすいので、Google mapから引用させていただく。上から見た時にこのモニュメントの3本の足が三角形に見え、下方向(南)に伸びる足が日時計の針になる。その直下の地面に半円形の時刻盤が作られている。

なお、地球は太陽の周りを楕円軌道で回っており、季節により太陽に近づいたり遠のいたりしている。このため、正確な時刻と太陽の位置は季節により若干ズレる。例えば、正午なのに太陽が真南にいない日があるということ。これを均時差という。日時計から正確な時刻を読むためには、針が指し示した時刻に均時差の修正をかけなければならない。最もズレる日で、最大20分強の均時差がある。下は、このモニュメント貼られている補正表。

日時計補正表
この表の縦の線は各月の1日の日を表しています。
1.投影柱の影は、午前の時は西側、午後の時は東側の線を読んで下さい。
2.日時計の目盛りで読み取った時刻には、上の表により補正を加えるかまたは引いて下さい。
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