「風見鶏の館」ゲオルグ・デ・ラランデ

2023.2 撮影
2025.3 撮影
2025.3 撮影
タイトル風見鶏の館
作者ゲオルグ・デ・ラランデ(Georg de Lalande)
🇩🇪ドイツ
設置場所神戸市中央区 北野町
製作年1904
備考重要文化財

日米修好通商条約により開港した兵庫港(神戸港)の外国人居留地は、現在の神戸市役所・三宮駅あたり(生田川)を東端に、元町駅あたり(鯉川)を西の端として、海岸方向に開かれた。条約では1863年の開港が約されていたが、攘夷運動や国内の混乱、天皇のいる京都に近いことなどから5年延期され、1868年の開港となった。横浜より9年遅かった。外国人居留地には多くの外国人が集まったが、それでも手狭となり、混住地域が設けられるようになった。それが、この北野異人街の成り立ちである。北野異人街の歴史的建造物はその多くはコロニアル様式である。

この風見鶏の館は北野異人街を象徴する建物の一つで、ドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマスの住居として建築された。レンガ造りは、北野の現存する歴史的建物では唯一のもので屋根の上の風見鶏も印象的。しばし、異国情緒に浸れる。

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