
タイトル | ダビデ像(レプリカ) |
作者 | ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni) |
設置場所 | 東京都渋谷区 パパスビル |
製作年 | 1501〜1504(オリジナル) |
ロダンやルノアール、グレコやムーアなど、世界の著名な作家の作品が日本各地の野外に設置されているが、名高いミケランジェロの作品が日本で見られる場所はごく限られている。ここ渋谷のパパスビルは、レプリカではあるがかの名作「ダビデ像」を間近で見ることができる貴重なスポット。この像は、パパスの創始者であるデザイナー・荒牧太郎がイタリアから直接買ってきたものだという。
その均整のとれた肉体は、美の極致といえる。ダビデは古代イスラエルの2代目国王。巨人ゴリアテとの戦いに挑むこととなり、投石機を肩に掛け巨人を見据える間合いを作品にした。惚れ惚れする肉体美に見蕩れる。

パパスの特集③極太ゴシックなおじいさん塚野丞次のフーテン人生と荒牧太郎の天才伝説! | 連載『お洒落考現学』vol.7|ぼくのおじさん
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他にミケランジェロの彫刻作品を展覧会以外で私が見たのは、東京カテドラル聖マリア教会のピエタ像(レプリカ)だけである。ピエタ像は震えるほどに美しく、しばし、時間を忘れるような感動を味わった。しかし、館内は撮影禁止になっている。このサイトで紹介できるミケランジェロは、今のところこのダビデ像だけである。
2018年に国立西洋美術館で開催された「ミケランジェロと理想の身体」は良い展覧会だった。
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