「渋谷区民憲章」高嶋文彦 

2022.12 撮影
タイトル渋谷区民憲章
作者高嶋文彦
設置場所東京都渋谷区民 渋谷公会堂
製作年1998

1997年に定められた区民憲章を記した記念碑。表面と裏面は下記の通り。

(表面)

渋谷区民憲章

一、誰もがたがいに助けあい、心のふれあう福祉のまちにします。

一、温かな人間性を育み、いきいきと創造的な活動がひろがるまちにします。

一、地球の将来を支えるために、自然を愛し、環境をまもり、緑あふれる美しいまちにします。

一、東京の文化をにない、世界からたたえられる新しい価値をつくりだすまちにします。

一、平和で安全な、誰もが健康で住みつづけられる、やすらぎのまち。

平成9年10月1日
(裏面)

渋谷区は、自然と文化とやすらぎのまちとして、多くの人びとから親しまれ、愛されてきました。
渋谷に住み、学び、働き、集いあうわたくしたちは、この伝統を引き継き、一人ひとりの基本的人権を守り、相互に交流を深めてまいります。
わたくしたちはいみずからの手で、ともに知恵を出しあい力を合わせながら、よりうるおいのある生活文化都市づくりを進めます。
ここに区制施行65周年を記念し、渋谷区民民憲章を定めます。

平成10年11月3日
渋谷区長 小倉基

高嶋文彦は1940年生まれ。長野県出身の彫刻家。この作品では、子どもたちが自然な表情を浮かべている。

表面の平成9年は憲章が制定された年で、この碑が建立されたのが裏面の平成10年であろう。したがって、この高嶋の作品は平成10年(1998年)製作ということになると思う。

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