
タイトル | 松雲羅漢 |
作者 | 佐山道知 |
設置場所 | 東京都目黒区 羅漢寺交差点 |
製作年 | 1986 |
説明板は次の通り。
松雲羅漢
天恩山五百羅漢寺の開基 松雲禅師は、元禄年中、五代将軍綱吉公の生母 桂昌院をはじめ江戸中の人びとから寄せられた浄財をもとに536体の羅漢像を彫刻し、本所五ツ目に五百羅漢寺を築いた傑僧である。
明治42年、下目黒に移転してきたのち寺は荒廃の一途を辿っていたが、多くのかたがたのご協力により、昭和56年、由緒ある五百羅漢寺を再建することができた。
この再興を記念し、彫刻家 佐山道知氏に製作依頼して松雲禅師像を建立し、これを松雲羅漢と名づけて禅師の徳を讃えるものである。
昭和61年2月吉田
天恩山五百羅漢寺
貫主 日高宗敏 識
彫り続ける孤高の眼差しに心を打たれる。
佐山道知は1942年岡山生まれの彫刻家。武蔵野美術大学で清水多嘉士に師事。2003年から2016年まで武蔵野美術大学非常勤講師。2006年から新潟に転居。岡山の西川緑道公園にも作品が展示されているとのこと。彫刻家が彫刻家を造形する。鋭さが研ぎ澄まされる。
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