
タイトル | 大圓寺石仏群 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都目黒区 松林山大圓寺 |
製作年 | 1763〜 |
備考 | 東京都指定有形文化財 |
大圓寺境内の東がわの斜面に、釈迦三尊像を中心に500体あまりの石の羅漢像が置かれている。
1772年に江戸三大大火の一つに数えられる明和の大火があったが、出火元はこの大圓寺だった。出火原因は、盗みのため、武州熊谷の坊主・真秀が大圓寺の庫裡に放火したため。この大火で、14,000人が亡くなり4,000人が行方不明、類焼した町は934にのぼった。真秀は小塚原で火刑に処された。また、大圓寺も幕府の怒りを買い以後76年間も再建を許されなかった。
この石の釈迦三尊像は明和の大火で犠牲になった人々を弔うために作られた。釈迦如来像には1781年(天明元年)の銘があり、石仏群はそれ以降に作られたと推定されている。50年の歳月をかけて彫り続けたという。
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