「ジュエリーブリッジオブジェ」

2022.11 撮影
タイトルジュエリーブリッジオブジェ
作者不明
設置場所東京都台東区 JR上野駅不忍口ペデストリアン
製作年1991

御徒町・上野はジュエリーの街である。御徒町の駅前にはアクセサリーや宝飾品の店が並ぶ。JRに平行して「珊瑚ストリート」「ルビーストリート」「サファイヤストリート」、垂直に交わる「エメラルドアベニュー」「ひすいアベニュー」「ダイヤモンドアベニュー」と、縦横に宝石の名前を冠した道が交差しており、宝飾店が軒を連ねている。

周辺には、寛永寺や浅草寺、摩利支天徳大寺をはじめ多くの寺社があり、花街の吉原も近くにあった。江戸時代、御徒町周辺は仏具や神具、簪や髪留め、帯留めといったアクセサリー、刀剣の装飾などを販売する店で賑わいを見せていた。しかし、明治以降の廃仏毀釈、衣類や髪型の変化、戦後の洋風文化の広がりとともに、旧来の商品は売れなくなった。御徒町では、職人たちが時代の変化に合わせた宝飾品を生み出すことで街を発展させ、活性化させた。

上野から御徒町につながるジュエリーブリッジにあるタワー。真珠をモチーフにしているのだろうか。高く堂々と輝いている。

下記のページを参考にした。

宝石店が御徒町に多いのは何故?|ダイヤモンド買取のDDJapan【公式】
御徒町のジュエリータウンを通る道には、「ガーネット通り」、「ダイヤモンド通り」、「ひすい通り」、「エメラルド通り」、「ルビー通り」、「サファイア通り」など、宝石の名前が付けられており、御徒町が宝石の町であることを象徴しています。

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