「SETO」速水史朗

2022.11 撮影
タイトルSETO
作者速水史朗
設置場所香川県高松市 琴電高松港駅前
製作年2020

速水史朗は1927年に香川県多度津町に生まれる。徳島工業専門学校機械科(現・徳島大学工学部)を卒業。卒業後は中学教師を務めた。中学には数学と理科の教師として赴任したが、美術教師が生徒をモデルにした作品を製作しているのを見て自分もやりたくなり、美術教師に彫刻を教わったという。22歳の時香川県の彫刻展に入賞、最初は人物像ばかりだったが、次第に抽象彫刻に移行した。1968年から、和瓦の技法を学ぶ。

速水の作品は、黒御影石や黒和瓦を材料とした黒い作品が多いが、このSETOは白い。銘板やネットでの明示がないが、香川の名産の庵治石の質感に似ているので庵治石の石彫ではないかと思われる。「SETO」は瀬戸内海をモチーフにした作品とのこと。穏やかな煌めきを感じる。

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