
タイトル | 希望・風と鳥と少年たち |
作者 | 淀井敏夫 |
設置場所 | 岡山市北区 土光敏夫先生記念苑 |
製作年 | 1991 |
この土光敏夫記念苑は、淀井敏夫の彫刻を中心に据えた、土光敏夫の業績を憶う思索の公園。
土光敏夫は1896年に現在の岡山県北区の大農家に生まれる。石川島重工業のエンジニアから経営者に転じ、石川島重工業〜石川島播磨重工業の社長として経営を正常化し、その後、東芝社長となり東芝の経営再建を果たした。経団連会長を務めたのち、鈴木善幸総理に請われ、第二次臨時行政調査会長に就任。「増税なき財政再建」「三公社(国鉄、専売公社、電電公社)民営化」を旗印に日本の財政を立て直した。
また、倹約の人としても知られ、テレビで倹約ぶりを示すエピソードが紹介された。戦後一度も床屋にいかず、ブラシや歯磨きコップなど日常品を何十年も使う、食事も玄米とメザシと汁物だけなど。
人と鳥たちが手を携えて共に未来に向けて歩むような希望に満ちた淀井の作品が心を励ます。
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