
タイトル | 川鍋会長之像 |
作者 | 三坂耿一郎 |
設置場所 | 東京都千代田区 自動車会館 |
製作年 | 1974 |
この作品は、東京乗用旅客自動車協会会長だった川鍋秋蔵の銅像。川鍋秋蔵は1899年、埼玉県北足立郡宮原村(現・大宮市)に生まれる。はじめ、鉄道省大宮工場に就職するが、川崎製鉄所・松方孝次郎の運転手に転身。1928年に、銀座木挽町で、1台のビュイックを購入してハイヤー運転手として独立。川鍋は業務を拡大、配下のハイヤー、タクシーを着々と増やし、現在の,都内最大のタクシー会社である日本交通につながっていく。
東京乗用旅客自動車協会は、2012年に一般社団法人に移行するともに東京ハイヤー・タクシー連合会に名称も変更した。
いま、日本のタクシーのサービスは世界でもトップクラスといわれている。戦中、戦後をかけて、安心してタクシーに乗れる環境を作り上げたタクシー業界を先導したのは、この川鍋秋蔵だった。その眼差しが今に伝えられている。
パブリックアート散歩 - Google マイマップ
ブログ用地図
コメント