タイトル | モニュメント |
作者 | 春日部市(設計) |
設置場所 | 埼玉県春日部市 古利根公園橋 |
製作 | 1984 |
春日部駅東口から北に伸びる公園橋通りを歩くと、ほどなく古利根公園橋に行き当たる。1984年に市政30周年を記念して建設された。橋の上に公園が整備されているのは珍しい。全長79メートル。のどかでとても気持ちがよい。公園には人物の彫刻やさまざまなデザインが設計されており、かなり楽しい。上の写真は公園の中央のモニュメント。春日部市の特産の麦わら帽子がモチーフになっており、てっぺんには県の鳥・シラコバトが載っている。説明板は下の通り。
古利根公園橋
モニュメント:「躍進」をテーマとし、光をかもし出す動く造形物(照明灯兼用)。
親柱(本橋):春日部市の花、藤の花をスクリーンによって表現。
(側道橋):春日部市の伝統品をスクリーンによって表現。
高欄:川にちなみ、波のパターンをデザイン化(小照明具付)。
照明灯:麦藁帽子をデザイン化。
プランターボックス:シンプルなラインをいれたユニットプランター。
床舖裝(本橋):通行を考慮し、直線と円を使った幾何的パターン。
(側道橋):遊び・憩いを考慮し、円を使った有機的パターン。
ステージ(本橋):県花のサクラソウを取り入れたスクリーン。
(側道橋):方位盤を配したモザイク貼り。
シェルター:橋上の憩いの空間(円形ベンチ付)。
パーゴラ(橋上):本橋と側道橋の機能を分離する緑のアーチ。
滝:春日部市ゆかかりのテト馬車。
テト馬車とは、馬が線路上で馬車を牽引するという面白い交通手段。明治時代から昭和初頭まで走っていたようだ。馭者の笛の音が名前の由来である。春日部ゆかりの千住馬車鉄道は1893年(明治26年)に千住〜春日部間で開通し、1896年まで3年間運用されていた。写真を撮り損ねたので、「かすかべ遊学」のページから引用させていただいたいただく。
古利根橋公園のモニュメントは夜のライティングも美しい。季節ごとにライティングが変わる。2016年から実施。下記HP参考。
https://jirei.tlt.co.jp/pdf/184furut.pdfパブリックアート散歩 - Google マイマップ
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