タイトル | 新田義貞像 |
作者 | 富永直樹 |
設置場所 | 東京都府中市 分倍河原駅南口 |
製作年 | 1988 |
1333年、ここ分倍河原で天下を決する戦いがあった。後醍醐天皇から鎌倉幕府追討の綸旨を受けた新田義貞は上野国、現在の群馬県大田で挙兵する。その数わずか150騎だった。進軍するごとに加勢が増え、20万を超える軍勢となった新田軍は「小手指原の戦い」、「久米川の戦い」と連続して北条軍を撃破。いよいよ分倍河原で北条の主力と激突した。敵の援軍もあり一時劣勢になるが、相模の兵を率いた三浦一族の偽計により幕府軍を破り、主将・北条泰家を敗走させた。このあと、数十万に膨れあがった反幕府軍を率い、一気に鎌倉も陥落させ、鎌倉幕府を滅亡に追い込んだ。上野国の生品神社前で挙兵してからわずか半月の快進撃だった。
分倍河原の英雄・新田義貞の騎馬像は富永直樹による。渾身の気合いを感じる。
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