タイトル | 若き立像 ’96 |
作者 | 笹戸千津子 |
設置場所 | 山形県山形市 最上義光歴史館 |
製作年 | 1996 |
笹戸千鶴子の自彫作品。笹戸は「若き立像」を数年かけて連作で作っており、この作品も一連のシリーズの中の一作。師匠の佐藤忠良も笹戸をモデルにした作品を多く製作しており、この最上義光歴史館には、同じ笹戸をモデルにした佐藤忠良作品と笹戸千鶴子作品が並んでいる。
並びで鑑賞すると、佐藤作品の方が完成された理想の美を追求し、笹戸作品はよりリアリティに寄っているように思う。師匠と弟子の競作を鑑賞できる貴重なスポットだ。
笹戸作品には、リアリティがもたらす人間そのものの力強さを感じる。
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