「力道山之像」

2022.7 撮影
タイトル力道山之像
作者不明
設置場所東京都大田区 長栄山大国院本門寺
製作年1964

力道山はプロレス界の偉人。1924年に、日本統治時代の朝鮮・咸鏡南道洪原郡に生まれる。両親は、ともに朝鮮人。1940年に力士として大相撲入り。関脇まで番付をあげるが、1950年に現役引退。その後、アメリカ修行を経て、1953年に日本プロレスを創設、プロレスラーとして活躍する。空手チョップや張り手を武器に多くのタイトルを獲得した。

1963年12月8日に、力道山は赤坂のナイトクラブで、足を踏んだ踏まないの諍いがトラブルに発展し、住吉会系の暴力団員にナイフで刺される。手術は成功するが、再び体調が悪化して同年12月15日に帰らぬ人となった。享年39歳だった。

力道山は終戦後の日本に勇気を与える存在だった。空手チョップで外人レスラーを薙ぎ倒す様は、日本中を熱狂させた。

国際プロレスリング大会での力道山戦の放送に群がる市民(1955年)
Wikipediaより引用 街頭テレビ – Wikipedia

12月15日の命日には、今も多くのファンがヒーローに祈りを捧げている。

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