「宮内省御陵局大阪製煉所レリーフ」

2022.7 撮影
タイトル宮内省御陵局大阪製煉所レリーフ
作者不明
設置場所大阪市北区 大阪アメニティパーク彫刻の小径
製作年1891

このレリーフの側に立つ説明板によると、次の通り。

レリーフの由来
この花崗岩のレリーフは、明治24年に発足した宮内省御陵局大阪製煉所本館の壁面に飾られていたもので、竪琴をデザインした大変優美な彫刻です。
その建物は明治29年に三菱合資会社に引き継がれましたが、昭和12年老朽化のため、解体されました。
レリーフは、長い年月の間に一部欠落してしまいましたが、遠く明治の面影を残すため、往時の姿で配置してあります。

大阪は、商業だけでなく工業生産の面からも、日本の先進地域だった。なぜ宮内省の御陵局が所管だったのかわからないが、明治時代、この地に大規模な官営の金属製錬所があった。そして、三菱が払い下げを受け三菱マテリアルとして業務を発展させた。竪琴の意匠が往時の重厚感を今に伝えている。

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