タイトル | 道東の四季 – 春 |
作者 | 舟越保武 |
設置場所 | 大阪市中央区 御堂筋彫刻ストリート |
製作年 | 1976 |
北海道・釧路にある幣舞橋の4つの欄干には、日本を代表する4人の彫刻家の女性像が設置されている。「道東の四季 – 春」は舟越保武、「 夏」は佐藤忠良、「秋」は柳原義達、「冬」が本郷新。釧路は霧の多い街だ。豊かな四季折々の風景にさぞかし似合うことだろう。
御堂筋にあるこの「道東の四季 – 春」はフルヌードの裸婦像だが、ネットで検索すると、釧路の「道東の四季 – 春」は薄衣を纏っている。岩手県立美術館にも「道東の四季 – 春」があり、そちらも釧路と同じく着衣。どうも、「道東の四季 – 春」には少なくとも2バージョンはあるようだ。
また、釧路と岩手の像は1977年の作品。釧路が先と思いがちだが、御堂筋の方が1年先に完成している。
「道東の四季 – 春」のこのバージョンを鑑賞できるのは、今のところ私は御堂筋しか知らない。柔らかな慈愛を感じさせる作品。そして、道東の風も吹いてくる。
(参考)舟越保武「道東の四季 春」 釧路の野外彫刻(3) – 北海道美術ネット別館 (goo.ne.jp)
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