タイトル | 東大寺盧舎那仏像 | |
作者 | 752 | 国中連公麻呂(大仏師)、高市大国/高市真麻呂(鋳造師) |
861 | 斎部文山 | |
1185 | 陳和卿 | |
1691 | 山田道安 | |
設置場所 | 奈良県奈良市 東大寺 | |
製作年 | 752(開眼供養) 、861(修理落成供養)、1185(開眼法要)、1691(開眼法要) | |
備考 | 国宝 |
国宝の奈良の大仏は正式には東大寺盧舎那仏像という。盧舎那仏とは光り輝く存在としての如来を意味する。聖武天皇の発願により752年に建造された。その後、855年に地震で首が落ちたほか、1180年と1567年には戦乱に巻き込まれて焼失。しかし、その度にしぶとく再建された。2度目の焼失の時は、秀吉が方広寺に奈良より大きな新しい大仏を建造したため、奈良の大仏は毀損したまま100年以上放置され、頭部は銅板で仮修復されたままだった。また、80年以上にわたって戸外におかれ雨ざらしだった。
今は、何ごとも諸行無常と悟りきったお顔ですましておられるが、何度も血腥い争いに巻き込まれ、権力者の駆け引きも目の当たりにし、さぞお辛かっただろうと思う。深い眼差しは国宝にふさわしい。
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