タイトル | 中銀カプセルタワービル 住宅カプセル |
作者 | 黒川紀章 |
設置場所 | さいたま市浦和区 北浦和公園 |
製作年 | 1972 |
中銀カプセルタワービルは、1972年に建築されたメタボリズム建築の代表的な建物。黒川紀章が建築・設計した。メタボリズム(新陳代謝)建築は、黒川や菊川清訓らが1959年に提唱した建築運動で、高度経済成長がすすむなか、都市機能やインフラの変化、人口増加などに対応して形態や機能を有機的に変化させることができる建築として考案された。
中銀カプセルタワービルは、2本の主柱に140個のカプセル型の住居を取り付けたもの。それぞれのカプセルは取り外すことができ、社会の変化に応じてカプセルを丸ごと取り替えたり機能を再構築できるように想定され設計された。しかしながら実際にはそのようにカプセルが更新されることなく、老朽化により2022年に解体された。
カプセルタワーはその外観的もデザイン性が高く、世界的にも有名な建築物だった。北浦和公園にはそのカプセルが屋外展示されており、窓から中の様子を覗くことができる。今でも、おしゃれで近未来的な様相をたたえている。
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