タイトル | 仰高門 |
作者 | 伊東忠太 |
設置場所 | 東京都文京区 湯島聖堂 |
製作年 | 1935 |
仰高門は「論語」のこの言葉が元になっている。「顔淵喟然歎曰、仰之彌高、鑽之彌堅」。意味は「顔淵はため息をつき言った。『上を仰ぎ見れば高くなれる、訓練すれば強くなれる』」
湯島聖堂への一般的な入口はこの仰高門になる。入場者は仰高門から入徳門、杏壇門へと空を仰ぎながら坂を登り大成殿へと到達する。仰高門は始まりの門である。
伊東忠太は、湯島聖堂の全体をバランス良く仕上げた。仰高門は鉄筋コンクリート製、切妻造。雨樋も印象的に張り出している。大棟の端の鬼瓦に、伊東忠太の持ち味が垣間見える。
湯島聖堂に入るには聖橋門と西門もあるがこのサイトでは仰高門から入ることを推奨する。お茶の水駅から湯島聖堂に向かうと先ず聖橋門があるが、通り過ぎていただき、先の仰高門から入っていただきたい。
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