「オブジェ(仮)」流政之

2022.12 撮影
タイトル不明
作者流政之
設置場所東京都江東区 いなりプラザ
製作年1988

鐘のような、盾のような、銅鐸のようなオブジェ。古代からの乾いた風を感じる。曲線の滑らかさが心地よい。

流は、「ワレハダ(割れ肌)」という技法を生み出し作品に活かした。原石を叩き割ったような地肌の部分と、磨き上げた部分を対比させ、その融合を作品に形づくる。この作品でも、中央は磨かれて光沢があるが、左右の部分はゴツゴツとした地肌の味わいがあり、割れ肌の面白味を体験できる。

仮に「盾のオブジェ(仮)」と呼びたい。

サイン
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