
タイトル | アンティノウス像 |
作者 | 🇮🇹イタリア |
設置場所 | 東京都港区 松岡田村町ビル |
製作年 | 2世紀初期 |
説明板は下記の通り。
アンティノウス像
2世紀初頭
アンティノウスは、ローマ皇帝ハドリアヌス(117〜138年在位)が寵愛した美しい小姓であったが、アレクサンドリア郊外のカノプスで溺死したことを悲しんだ帝は、彼の想い出のため、英雄や神々の姿をした多くの像を造り、またローマ近郊のティヴォリの離宮には、アンティノウスに捧げた建物「カノプス」を建てた。この像は、バチカン宮殿にある同姿の一体とともに1798年古代ローマの外港であったオスティアで発見されたものである。
この作品は、港区の松岡田村町ビルの入口にある。1975年、このビルの8階に松岡美術館がオープンした。初代館長の松岡清次郎は倉庫業、不動産業、観光業、教育事業などを手がけた実業家。若い頃から蒐集してきた書画骨董を一般に公開しようと、この美術館を設立した。松岡は、自らオークションや公募展に出向き、自分の感性で2,400点あまりの美術品をコレクションした。1989年に松岡清次郎は逝去。2000年に、港区白金台の松岡清次郎私邸跡地に、松岡美術館はリニューアルしてオープンした。
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