
タイトル | MATAKITENO |
作者 | 流政之 |
設置場所 | 香川県高松市 サンポート高松 |
製作年 | 2006 |
放浪の彫刻家・流政之は、1966年ごろから高松市郊外の庵治半島にアトリエを構え、高松を拠点に創作を続けた。庵治半島は、世界的な名石とされる庵治石の産地。庵治石は肌理が細かく光沢があり、重厚感もある花崗岩。この石に流は魅了された。作品タイトル「MATAKITENO」は、讃岐弁で「また来てくださいね」という意味。この「MATAKITENO」も庵治石だと思われる。石の窓からひらける讃岐の水平線は未来に繋がっているようで、本当に私も好きな流作品の一つである。
イサム・ノグチもまた庵治石にとりつかれた彫刻家である。ノグチは1956年に初めて庵治を訪れ、1969年に庵治半島の牟田にアトリエを構えた。現在は、流のアトリエもノグチのアトリエも庵治半島で美術館として一般に公開されている。
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