「D51機関車の動輪」

2022.6 撮影
タイトルD51機関車の動輪
作者不明
設置場所東京都港区新橋 JR新橋駅汐留口
製作年1975(設置)

蒸気機関車にはテンダ型とタンク型がある。タンク型は、機関車に水と石炭が搭載できる一体型の機関車。テンダ型は、機関車の後ろに水と石炭を積んだ別の燃料運搬車両が接続されて2両になっているタイプ。テンダ型は長距離運行が可能だが、取り回しの面ではタンク型の方が機能性が高い。

1909年に形式称号制定が行われた。機関車は、テンダ型かタンク型かと動軸の数、登場順で下の様に分類された。

A - 動軸2軸のタンク機関車(A1 - A10)
B - 動軸3軸のタンク機関車(B1 - B7, Ba - Bc)
C - アプト式タンク機関車(C1 - C3)
D - 動軸2軸のテンダ機関車(D1 - D12)
E - 動軸3軸のテンダ機関車(E1 - E7, Ea - Ef)
F - 動軸4軸のテンダ機関車(F1 - F2)

Wikipediaより引用https://ja.m.wikipedia.org/wiki/国鉄機関車の車両形式

この基準も使いにくくなり、1926年には次の基準が設けられた。

記号	動軸数
B 2
C 3
D 4
E 5

形式番号  種類
10 - 49 タンク機関車
50 - 99 テンダー機関車

Wikipediaより引用https://ja.m.wikipedia.org/wiki/国鉄機関車の車両形式

D51は、動軸4軸のテンダ形の機関車。主に貨物輸送に使われたが、機能性が極めて高く、名機の名前をほしいままにした。国鉄での所属台数は1115台で、ディーゼルや電車を含め同一機種の所属台数は歴代1位である。

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