

タイトル | 龍宮傳來 浦島觀世音 浦島寺 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 横浜市神奈川区 吉祥山茅草院慶運寺 |
製作年 | 1825 |
文政8年と彫られているので、1825年の石碑か。この石碑は、神奈川区浦島が丘の観福寿寺にあったもの。1867年の神奈川大火により観福寿寺が類焼して慶運寺に合併したため、この「浦島寺」の石碑は「龍宮伝来浦島観世音像」や他の3つの石碑などとともに慶運寺に移された。龍宮伝来浦島観世音像は浦島太郎が龍宮城から持ち帰ったと伝えられる仏像で、1995年に「龍宮伝来浦島観世音像」、観音堂脇の「淳和天皇勅願所古跡」碑、門前にあるこの「浦島寺」碑の3点が横浜市の地域有形民俗文化財に指定された。
観福寿寺は824から833年に開かれた寺。浦島太郎は、雄略天皇が在位していた478に龍宮へ行き、淳和天皇時代の825に地上に戻ったとされている。太郎は、故郷の丹波に戻ったが両親はすでに亡く、観音様のお告げで神奈川に両親の墓があると知り、ここへやってきたと伝えられている。
この石碑は、石の亀の表情に魅力がある。
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