タイトル | 駅名由来 |
作者 | 不明 |
設置場所 | 東京都中央区 東京都営地下鉄馬喰横山駅構内 |
初音森神社の馬像を見に行った帰りに馬喰横山駅についたら、ほぼ同じ形の馬がここにもいた。説明板は下記の通り。
「駅名由来」
馬喰横山駅
寛永図によると、橋本町(現在の日本橋本町)の辺りを横山片町と記してある馬喰町南北は、共に古く横山村の域内であり、その横山片町の北側はすべて寺であった。馬喰町の博労師のことは、天正18年の日記に「たかぎと云うくる、ゆいしょ申出る、馬場の地の絵図いたす」とあり、後世まで町名主の家とした馬食を博労とも当時は書いたが本来は白楽を本字とした。
白楽とは、馬医とか、数人、馬商を給呼する言葉である。いずれにしても馬に関係する家業の人々が始めた町であった。
横山町は馬喰町の南側にあり、西側に本町、大伝馬町、東側に両国広小路になっていた。北条の役帳に「五三百文、江戸横山分」と記してあり、小さな村名と想われるが、初めは、横山何某の所有地であった。
このように由緒ある馬喰町、横山町の二つの地名を合せて馬喰横山駅となった。
馬に深い由来がある場所だったようだ。日本の在来馬の起源は、古墳時代に朝鮮半島から渡来した蒙古馬と言われている。九州から日本各地に拡散した。関東地方では、下総に広大な放牧場があり、多くの野生馬が飼育されていたという。下総といえば平将門の本拠地であり、将門も馬にゆかりの深い武人だった。馬喰横山あたりは江戸でも東に位置しており、江戸の中でも下総、今の千葉県北部に近い場所なので、馬喰も盛んだったのではないだろうか。
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