「青春感謝」谷口淳一

2022.11 撮影
タイトル青春感謝
作者谷口淳一
設置場所岡山市北区 JR岡山駅東口
製作年2000

この作品は、岡山にあった旧制第六高等学校の創立100周年を記念して2000年に製作された。モデルはバンカラな六高生。

同窓会長・木村睦男の「六高校友会部史発刊に寄せる」によると、「弊衣破帽、マントに朴歯の下駄で遥か天の一角に眼を向けて立つ六高生像」をイメージしたという。

明治に設立された第八高等学校まででの高校はナンバースクールと呼ばれ、他校より優位にあり、政財界に有力な人材を輩出した。第六高校の誘致の際は岡山と広島の間で熾烈な争いがあり、帝国議会の議場外で両県の代議士がつかみ合いになるということも起こったという。1900年に、岡山に第六高等学校は設立された。戦後の学制改革により、1950年に廃止となった。

谷口淳一は1952年京都生まれの彫刻家。1977年に金沢工芸大学卒業、1979年に筑波大学芸術研究科修了。1991年に日展特選を受賞。各地にパブリックアートが設置されている。現在、京都芸術大学教授。

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