「車止め」リカ・ムータル

2022.11 撮影
タイトル車止め
作者リカ・ムータル(Lika Mutal)
🇳🇱オランダ 🇵🇪ペルー 🇺🇸アメリカ
設置場所東京都立川市 ファーレ立川
製作年1994設置

リカ、ムータルは、1939年にオランダに生まれる。リカの父は油絵の画家で、母はピアニスト兼歌手だった。リカは女優を志し、ユトレヒトのボニファシウス大学で学びながら、キャバレーで演劇を実践していた。1962年にリカはシルビオ・ムータルと結婚。1964年に、夫の仕事の関係でコロンビアに移住。言葉の壁があったため、コロンビアで演劇を続けることはできず、リカは演劇用の人形を作るようになる。それが、徐々に自分の表現物となり、人の形ですらなくなってくる。コロンビアではロス・アンデス大学で学ぶ。

1968年に、リカは夫、2人の子どもとペルーのリマに移住。リマのカトリック大学で、リカは粘土、木材、鋼鉄などの伝統的な材料を使った作業をアンナ・マッカーニョに学び、また、石工についてドン・ファン・アリアスに学ぶ。アリアスは、リカに、「石には魂が宿る」ことを教える。石は時に治癒をもたらし、あるいは人の心を危険にさらす。そして、インカの古代遺跡で、リカは、プレコロンブス期の芸術は美しさのためではなく、目的を果たすために作られたのだと知る。その後、リカはリマとニューヨークの2拠点をベースに、古代と現代、人種や宗教をクロスオーバーした魂の石彫を作り続けた。

リカの作品の特徴は、自然石の中に人工の部分を構成すること。この特徴は、横浜みなとみらいの作品によく表れている。この立川の作品は、石の上部に、まず組んだ鎖の造形を彫ったあと、下の部分の真ん中に亀裂を入れて分割するという難しい造作。リカの作品の面白味が伝わる。

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