「躍進」岡本太郎

2022.11 撮影
タイトル躍進
作者岡本太郎
設置場所岡山市北区 山陽放送会館
製作年1972

この作品は、1972年の新幹線岡山駅開業を記念して、RKB岡山放送が岡本太郎に依頼して製作したもの。岡山県の躍進を願って作られた作品という。岡山駅改良工事のため撤去、保管されていたが、2016年に44年ぶりに公開された。岡本太郎らしい、弾ける色彩と奔放なデザインに圧倒される。

岡本太郎は1911年に現在の川崎市高津区に生まれる。父は漫画家の岡本一平、母は小説家の岡本かの子。父は新聞漫画で鳴らした人気漫画家だったが酒に溺れる放蕩者で、母もまたプラトニックと偽って愛人を同居させるような奔放な人物だった。岡本は学校に馴染めず転校を繰り返したが、最後は慶應幼稚舎に収まる。慶應普通科を卒業し東京美術学校(後の東京藝術大学)に進学。在学中に、父が朝日新聞のフランス特派員になると、1930年に親子3人プラス、かの子の愛人2人というメンバーで渡仏する。1932年に両親が帰国しても、太郎は10年にわたりフランスに滞在して感性を高めた。フランスでピカソに衝撃を受けた岡本は、「ピカソを超える」ことを人生の目標に定めた。

この作品も、芸術家・岡本太郎の感性がみなぎる力作。ピカソは、この作品を見たらどう感じるだろう。

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