「親切な青鬼くん」大島よしふみ

2022.11 撮影
タイトル親切な青鬼くん
作者大島よしふみ
設置場所香川県高松市 JR高松駅前
製作年1989(採用)

親切な青鬼くんは、1989年に香川県の「観光客を温かく迎える親切運動」のマスコットキャラクターとして採用された。浜田廣介の童話「泣いた赤鬼」に登場する親切な青鬼がモデルになっている。

青鬼くんの彫刻作品は大島よしふみが制作した。大島は1954年に香川県で生まれた彫刻家。愛知県立芸術大学卒業後、故郷に戻り創作を行っている。青鬼くんのデザイナーが誰か詳らかではないが、大島の彫刻がオリジナルの可能性も感じる。ゆるキャラグランプリへの参加はないようだ。2016年からは、消防団員応援制度のマスコットキャラクター「青鬼団長くん」としても活躍している。

二次元のイラストとは違うかわいらしさがある作品。クラスに一人くらいはいそうな感じ、性格のよさがにじみでている。せっかくなので、青い石材でも良かったのではと思ったが、石の感じからして、これは香川の名石である庵治石かもしれない。

同じものが香川県内にあと数点、浜田廣介の故郷の山形県高畠町にもあるようだ。

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