「翁面」

2023.4 撮影
タイトル翁面
作者不明
設置場所東京都千代田区 帝国劇場
製作年1911

説明板が設置されている。

“翁面”に就いて

“翁面”は明治44年3月1日に開場した旧帝国劇場の舞台に向って真上プロセニアムアーチの正面に飾られていたものでございます。
爾来風雪50年格式高く由緒あるこの劇場の舞台を見守って参った“翁面”はありますが昭和39年1月31日その旧帝国劇場を取りこわすに際し歴史を飾る記念の品として保存をなすために取外されました。

この翁面と翁の意匠は、帝国劇場の定紋として初代帝国劇場のエントランスを飾るシンボルだった。また、創立時の運営会社の社章としても使われていた。その後、運営会社が東宝となり社章は東宝マークに切り替わり、1966年の2代目となる新劇場落成にあたり、翁面は、ここに移設された。

翁面は数ある能面のなかでも最も古い歴史を持ち、日本の伝統文化の原点ともいえる。その微笑みに演ずることの深淵を感じる。

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