「福禄寿」ダグラス・オー・フリーマン

2022.5 撮影
タイトル福禄寿
作者ダグラス・オー・フリーマン(Douglas O Freeman)
🇺🇸アメリカ
設置場所東京都北区 JR赤羽駅西口イトーヨーカドー
制作年1995

神秘的な造形だ。まるで、スターウオーズに出てきそう。日本の神話とアメリカSF文化の融合を感じされられる。この赤羽の七福神それそれがそのような面白い特徴を備えている。ファンタジックで土俗的。他にはない味わいだ。

福禄寿は、長い頭と小柄な体が特徴の老人神。道教の三徳を象徴している。三徳とは福と禄と寿。福は幸福のことで子孫繁栄、禄は封禄のことで財産、そして寿は長寿で長生きのこと。福禄寿は数千年の寿命を保っているという。

福禄寿が連れている動物は、一般的には鶴と亀。この作品は蛇と亀が使われている。蛇は、キリスト教の世界では、聖母マリアに踏みつけられる姿でよく登場する。西洋では邪悪な存在とされる蛇が、アメリカ人彫刻家のフリーマンによって、福を呼ぶものとして使われているのも面白い。

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