
タイトル | 法学博士鵜澤聡明先生像 |
作者 | 石井滋 |
設置場所 | 東京都千代田区 明治大学駿河台キャンパス |
製作年 | 1961 |
鵜澤聡明は1872年に千葉県に生まれる。富農、鵜沢巳之松の長子だった。太田小学校高等科卒業後に最年少の教員として1886年に同校に就職。後に上京し第一高等学校、帝国大学法学部にすすむ。
弁護士として、幸徳事件などの3件の大逆事件の弁護を担当したほか、血盟団事件、相沢中佐事件、日比谷焼き討ち事件、帝銀事件、シーメンス事件、濱口首相暗殺未遂事件などの社会的にも大きな影響をもつ事件の弁護を務めた。
1901年から明治法律学校の講師として招聘される。1912年に明治中学校初代校長、1920年に法学部長、1934年、1943年、1949年、1951年の4回、明治大学総長に選ばれている。大東文化大の第4、5、9、12代総長も務めた。政治家としては、衆議院議員に6度当選した。
石井滋は1912年、千葉県茂原市出身の彫刻家。この鵜澤像からは、その聡明さと人間力が伝わるように感じる。
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