「水の行方」家住利男

2023.1 撮影
タイトル水の行方
作者家住利男
設置場所横浜市西区 LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER
製作年2022

家住利男はガラスに取り憑かれたガラス工芸家。1954年栃木県生まれ。1985年東京ガラス工芸研究所卒業。1995年に倉敷芸術工科大学で講師となり、2004年〜2016年まで同大学教授。

家住の生み出す作品は、独特の技法による。まず、数種類の板ガラスを接着して大きなガラスの塊・直方体をつくる。そして、その直方体をダイヤモンドブレードで削って形を作っていく。さらに、#60、#150、#300、#500、#800、#1000、#1500と異なる粒子の研磨剤を使って磨き上げる。最後にフェルトバフ+セリウムで仕上げる。

この「水の行方」は、奥深いガラスの魅力を感じられて、ほんとうに素晴らしい。よく見ると、確かに作品の中に層を感じることができる。この滑らかな層の感じも魅力のひとつだ。

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