
タイトル | 木の耳 |
作者 | 光島貴之 |
設置場所 | 東京都府中市 府中市美術館 |
製作年 | 2002 |
光島貴之は1954年京都生まれ。10歳の時に失明する。大谷大学文学部哲学科を卒業し、鍼灸師として鍼灸院を開院する傍ら、1992年より粘土造形を、1995年からは製図用ラインテープとカッティングシートを使う「さわる絵画」の製作を始める。
この作品は、2次元の作品から立体に起こしたブロンズの彫刻。「木にも耳があっていろいろな音を聞いていてもおかしくないのでは」という思いを形にしたという。目の見えない人にとって、耳は大切な感覚器官。この「木の耳」は、聴覚をモチーフとし触覚に訴える刺激的な作品だと思う。
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