「有銲錨(ストック・アンカー)」三菱重工業株式会社神戸造船所

2823.2 撮影
タイトル有銲錨(ストック・アンカー)
作者三菱重工業株式会社神戸造船所
設置場所神戸市中央区 神戸海洋博物館
製作年1987(寄贈)

説明板は次の通り。

有銲錨(ゆうかんびょう)(ストック・アンカー)

この錨は十字に張り出した(ストック)を持っていることから有銲錨(ストック・アンカー)と呼ばれ、明治末期頃まで世界中の艦艇や商船に多く使用されていました。
その後、格納に便利な銲を持たない無銲錨(ストックレス・アンカー)が一般の商船や艦艇に使用されるようになり、有銲錨は普通の船にはほとんど使われなくなりました。
しかし、有銲錯は重さの割に保持力が大きいことから、帆船や作業船、係船用ブイなどのほか、進水式で船台を抜き取るためのアンカーとして今でも使用されています。
この錨は建造中の船を係留するため、三菱重工業株式会社神戸船所で永年使用されていたもので、鎖を除いた重さが4トンあり、明治時代の大型艦船に装備されていたものに匹敵する大きさです。

1987 年
寄贈:三菱重工業株式会社 神戸造船所

このアングルだとちょっと見にくいので、下の記事も参考にあげておく。

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