「日本医科大学付属第一病院記念碑」(1924〜1997)

2023.2 撮影
タイトル日本医科大学付属第一病院記念碑(1924〜1997)
作者不明
設置場所東京都千代田区 東京区政会館

碑文は次の通り。

日本医科大学附属第一病院記念碑

73年の歴史
日本医科大学付属第一病院は、大正13年(1924年)に、千代田区飯田橋の地に日本医学専門学校飯田橋病院として開院し、昭和6年(1931年)に当時の建築の粋を集め、近世スパニッシュ装飾を施して建てられた。
日本医科大学の付属の病院として日本の学校教育及び医療の発展に大きく貢献してきたが、平成9年9月30日(1997年)閉院した。

日本医科大学は、1876年に長谷川泰により創設された「済生学舎」をその前身とする。長谷川泰は1842年に長岡藩の藩医の子として生まれる。1866年に佐倉順天堂で学ぶ。1868年に長岡藩の藩医となるが、同年、明治維新を迎え、新政府から出仕の要請を受ける。日本は開国を迎えたが、赤痢や腸チフス、コレラなどの感染症が流行し、西洋医の養成が急務だった。長谷川は政府の方針を受けて、1876年に済生学舎を創設し、開業医の育成をすすめた。

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