「救援のために水を運ぶ婦人の像」岩田学

2023.2 撮影
タイトル救援のために水を運ぶ婦人の像
作者岩田学
設置場所東京都渋谷区 日本赤十字看護大学
製作年2011

この作品は、1859年の「ソルフェリーノの戦い」をモチーフにしたもの。フランス帝国軍+サルデーニャ王国軍の連合軍と、オーストリア帝国軍は、イタリア北部ロンバルディアで戦闘を繰り広げた。

この戦いに、赤十字運動の創始者であるアンリ・デュナンが遭遇し、「ソルフェリーノの思い出」を著した。デュナンは、この戦いのなかで敵味方なく人命を救うことの重要性を認識した。デュナンの訴えにより、1863年に戦傷兵国際救済委員会が結成され、のちの赤十字国際委員会につながっていく。水を運ぶ婦人は、ソルフェリーノの戦いの際にデュナンが実際に見た光景。岩田実が、真に迫る造形を生み出した。

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