





手形の主 | 製作年 | 碑文 |
西田敏行 | ||
浜木綿子 | ||
原田美枝子 | ||
倍賞千恵子 | ||
平幹二朗 | ||
夏木陽介 | 人生本来戯れと知りながら 此の一場の戯れを戯れとせず 恰も真面目につとむべし |
西田敏行は心優しい役どころが多かったが、その人柄も素晴らしかったという。テレビドラマ「池中玄太80キロ」、映画「釣りバカ日誌」などは、画面からその愛に溢れる作品だった。2024年逝去。その演技がもう見られないのは、痛恨きわまりない。
浜木綿子は1935年大阪生まれ。宝塚歌劇団出身。はじめ東宝現代劇に所属し、舞台を中心に映画、テレビでも活躍する。1965年に三代目市川猿之助と結婚し、息子・香川照之をもうける。しかし、1968年に猿之助が日本舞踊家・藤間紫のもとに去ったため、幼い照之を養育しながら女優として活動する。代表作として「監察医・室生亜季子」シリーズ、映画「五番町夕霧楼」「悪魔が来たりて笛を吹く」など。その女優としての真価は揺るぎない。
原田美枝子は1958年、東京生まれの女優。1974年に家城巳代治監督の「恋は緑の風の中」でスクリーンデビュー。以後、映画、テレビで活躍する。「愛を乞う人」で日本アカデミー賞主演女優賞、他に「青春の殺人者」「絵の中のぼくの村」「火宅の人」「プルシアンブルーの肖像」「雨あがる」「OUT」など。
倍賞千恵子といえは、何と言っても「男はつらいよ」のさくら役。1969年〜1995年、1997年、2019年の全50本に出演した。他に「下町の太陽」「幸福の黄色いハンカチ」「家族」「ハウルの動く城」など。
平幹二朗は舞台俳優である。1933年に広島で生まれた平は、1956年から俳優座の団員となり舞台で実績を重ねた。「千鳥」「四谷怪談」「ファウスト」などで注目を集める。劇団四季に客演として参加し、浅利啓太の「ハムレット」、蜷川幸雄の「近代能楽集卒塔婆小町」「女王メディア」「タンゴ・冬の終わりに」「テンペスト」「近松心中物語」「リア王」などに出演。映画では「三匹の侍」など、テレビでは「検事・霧島三郎」など。
フランキー堺は鹿児島県出身、慶應義塾大学卒業後は、ジャズバンドのドラマーとして進駐軍を相手に演奏活動をする。伴淳三郎と知り合ったことで、念願の俳優活動を開始する。映画「駅前シリーズ」「私は貝になりたい」「幕末太陽傳」、テレビドラマ「赤かぶ検事奮戦記」など。
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